分かりやすく言えば、ルール有りお飯事?

What’s TRPG?

─コンバット越前

○はじめに

北海道大学RPG研究会は、TRPGを遊ぶサークルです……という説明をすると、そもそもTRPGとは何なのかと質問されることがしばしばあります。あるいは、当会の名称を見て、ドラ〇エのようなゲームを作ったり、遊んだりしているサークルと思われる方もいらっしゃるかもしれません。そこで、このページではそもそもTRPGって何?という方向けに、TRPGについて簡単に説明させていただきます。

○TRPGとは

TRPGとは、テーブルトークロールプレイングゲームの略語です。その言葉通り、数人でテーブルを囲み、キャラクターを演じて(ロールプレイして)物語を作り出し、遊ぶというものです。
TRPGの参加者は、GM(ゲームマスター)とPL(プレイヤー)に大きく分けられます。
GMは端的に言うとゲームの進行役です。世界観とシナリオを用意し、ルールや進行の最終決定を下すことが大きな仕事です。 対してPLはそのシナリオをもとに、ゲームの世界の住人であるPC(プレイヤーキャラクター,キャラクター)をロールプレイし、最終目的の達成を目指します。
最終目的はシナリオによって異なり、ダンジョンを踏破して宝を手に入れたり、醜悪な怪物の住む館から逃げ出すことだったり、強大な敵を倒して世界を守ったりと様々です。

○TRPGの魅力

次に、TRPGならではの魅力について紹介します。
一つ目は「役割を演じること」です。
役割を演じると聞くとハードルが高いと感じる方もいるかもしれませんが、そのキャラクターになりきる必要はありません。確かに、真に迫る口調や声色が場を盛り上げることは間違いありませんが、最も大事なことは、そのキャラクターらしい意思決定をして、シナリオクリアを目指すことです。ほかのPCと会話したり、問題に対してキャラクターらしい解決策を考えたりして、自分だけのキャラクターを作り上げることが「役割を演じること」だと言えるでしょう。
二つ目は「自由度」です。
前述したように、シナリオの最終目的は多種多様です。また、そのための世界観も多種多様であり、PCの選択肢も何の変哲もない一般人から魔法を操る冒険者、大型ロボットのパイロット、動物、果ては無生物や概念までと無限の可能性を秘めています。
また、実際にシナリオを始めたあとも、様々な可能性があります。 ひょっとしたら、ダンジョンに巣食う魔物はお腹が空いているだけで、話せば分かり合えるかもしれません。あるいは、邪教の儀式の生贄になるはずだった少女をPCが助けようとしたことによって、儀式を止める条件が大きく変わるかもしれません。
このように、何が起こるかわからないという「自由度」も、TRPGの魅力と言えます。もちろん、あまりに突飛な行動は、事前にGMと相談した方が良いでしょう。

〇おわりに

実際にTRPGを遊んでみたいという方は、当会で定期的に行っているコンベンション(お客様を呼んで一緒にTRPGをする催し)にご参加ください。直近のコンベンションについては、イベント情報をご参照ください。その他の当会の活動について興味がある方はコチラ(北大R研とは)をご覧ください。 この記事を読んで、TRPGというゲームに興味を持っていただければ幸いです。

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